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安国寺
足利尊氏は、歴応元年(1338年)北朝をたて、新田義貞、楠木正成を討って天下を統帥した。
彼は夢窓疎石国師に帰依し、後醍醐天皇の菩提をとむらいまた、元弘、建武以来の戦没者の
冥福と、民心の安定及び福利の増進を祈願する為に、歴応二年(1339年)天皇の勅許をえ
弟直義に命じて、全国六十六州と二島(国毎)に安国寺の建立を指令した。
当寺はそのひとつである。
安国寺は、その当時官寺として幕府の任命により住職は、京都より派遣された三千石の寺の
荘園(領地)を持っていたが、その後松浦家の菩提寺として百石の知行寺となった。
この寺の開山は、無隠元晦大和尚で、鎌倉、京都の五山の住職をし、法雲普済禅師の勅諡号を
後花園天皇より贈られている。
安国寺は、江戸時代末期に、画かれた壹岐名勝国誌、安国寺建物を図によれば、仏殿、客殿、
玄関、茶室、小庫裏、書院、四足門、鐘楼門、惣門、外門が画かれている。
現在旧態をよく留めているのは、山門(惣門)と仏殿(師子窟)を含地域を外門に通じる道路が
風格とどめている。 |
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壱岐安国寺のスギ
高さ30.26メートル(昭和44年1月31日長崎県指定文化財)
杉は枝や葉が密についており、葉は小形で鎌のような針形で、
らせん状に並ぶ雄雌同株、花は早春に開く、種子は種鱗の基部に
二〜五個直生し翼をもつ、幹が直立していることにより、
材として用途も広い。
この安国寺の杉は、巨木の姿の立派な点で比類希である。
また樹勢も旺盛で風格があり、壱岐随一の名木として広く
島民に親しまれている。 |
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