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津(つ)神社
弘仁ニ年創建
松浦藩の崇敬神社で社殿造営のごとに白銀5枚が献じられ、祭日には代参として馬廻衆が
参上していた。
今でも毎年4月の第2日曜の春季祭には牛祭りとして賑わいを見せている。
詳しい内容は
こちら
から
津神社の「津」の語源は元来、「船着き場」「船の泊まるところ」「港」等の意味合いがあるようだが、
滋賀県の大津の津は日本で最大の湖・琵琶湖に面する大きな港との地理的位置付けとして、
壱岐の島には島で有りながらも大陸性の大きなリアス式海岸・半城湾を擁する。
その湾と直線距離で約1キロと言うこともあって津神社は半城湾近郊の神社と位置づけて
いいのではと思ってしまう。。
東アジア最古の船着き場跡が壱岐の南東・原の辻遺跡界隈から発見されているが、ここ津神社は
壱岐の島の南西に位置する。
古来、大陸や朝鮮半島と交易を繰り返していた壱岐の島にあって、「津」とはどんな意味合いを
持っていたのだろうとふと考えてしまった。
そこで、中国語では「渡し場」と言う意味である。それ故に、この島内の南西の地はそう言った
場所だったのかもしれない。
所在地:壱岐市郷ノ浦町半城牛方触684
最寄りの地図は
こちら
まで
地図上では郷ノ浦町の牛方触全体を矢印で指しているが、実際は地図上の津の上山山頂に
当神社は位置している。
☆ちょっと寄り道☆(写真をクリックし見て下さい。)
カンカン石
御津ノ辻休憩所
御津ノ水の滝
里の風景
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